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「無敵の人」について思うこと

  • 2019年7月21日
  • 2019年7月21日
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最近、よくネットで目にすることが多くなった「無敵の人」という言葉。

これは、2ch創始者のひろゆき氏が2008年頃にブログ内で発した言葉なんですが、割と現実的な問題として論じなければならない段階に来たのかなって感じます。

逮捕されると、職を失ったり、社会的信用が下がったりします。
元々、無職で社会的信用が皆無の人にとっては逮捕というのは、なんのリスクにもならないのですね。
花輪和一さんの刑務所の中とか読んじゃったりすると、「刑務所もそんなに悪いとこじゃないのかもねー」とか思っちゃったりもするかもしれません。(中略)
でも、現在はインターネットを使った犯行予告をすることで、警察官を特定の場所に動員したり、飛行機を遅らせたり、警備員を走らせたりするぐらいの発言力が手に入ってしまっているわけです。
彼らは、それなりの社会的影響力を行使できる状態にあるのですね。
でも、欲望のままに野蛮な行動をする彼らを制限する手段を社会は持っていなかったりするわけです。
ちなみに個人的に、こういう人を「無敵の人」と呼んでいたりします。

「ひろゆきの公式ブログ」より引用

要するに、もともと失うものがないから逮捕されようが死のうが問題ないって思考を持つ人のことを無敵の人といっているわけですね。

これって本当に怖いことだと思います。

一般的な人なら、家族に迷惑がかかるから…とか、自分の将来が…とか考えて犯罪を起こそうと思ってもブレーキがかかるわけじゃないですか。

無敵の人はそのブレーキとなるものがない状態なんで、一度暴走してしまったら止まらない。

それに、社会的信用が低い人は低くなる過程で社会とかに対する鬱憤が他の人よりも溜め込まれていますよね。

その鬱憤をエネルギーとして活動するときに、正しい方向(創作活動とか)に動けばこれほどハングリーになれる原動力もないと思いますが、間違った方向(犯罪とか)に動いたときの原動力は非常に怖いと思います。

そして最近、その鬱憤という原動力を間違った方向に使ってしまう人が大きな事件を起こしています。

例えば、川崎で起きた殺傷事件。

加害者の年齢は51歳。いわゆるロストジェネレーション世代とよばれる世代の年齢。

そして、この度起こってしまった、京都アニメーション放火事件の加害者は41歳。

双方ともに就職氷河期を経験した世代です。

このぐらいの年齢ってもうはっきりと成功と失敗が明確に分かってしまう年齢だと思うんです。

成功している人は会社のそれなりのポジションにいるであろう年齢ですよね。

かたや失敗するともう浮かび上がるのが難しい年齢。

この埋めようのない格差って結構残酷だと思うんです。

失敗した側の人間は成功した人を横目に見ながら、今後の人生失敗した側だという思いを抱きながら生きていくしかない。

この解消しようもない歪んだ思いを抱きながらも、普通の人は失敗しても頑張ってなんとか生きていきます。

ただ、頑張って生きていけない人達も一定数存在していて、その中の一部の過激派が無敵の人になってしまうのではないかと。

頑張って生きていけない人の多くは鬱憤を抱えたまま自殺したりするわけですが、過激派の人たちは成功した人達を道連れにすることで自分の鬱憤がどれだけ溜まっているのかを表現してしまうのかなと思います。

俺は人を殺すほどムカついているんだ!っていうことを表現したい

要するに「質の悪すぎるかまってちゃん」なのかなと。

自分はそう思っています。

結局のところ失敗するのも成功するのも自分の努力次第なんで、自分の努力不足を棚に上げて、ギャーギャー喚くはた迷惑な人なんですよ。

そして、社会として無敵の人を発生させないように「雇用」や「福祉」を充実させても、それが全員に平等に行き渡るとは思えません。

どうしても平等から零れ落ちる人っていうのは必ず存在して、無敵の人はまたいづれ生まれます。

なので、これはもうどうしようもない一種の自然災害と考えるしかないのではないかと個人的に思いました。

自分の身の周りにこの災害が来ないことを祈るばかりです。

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